レッスンノート1 U.K. , Canada講師

1. Aaron (U.K.)

Antagonist

She is a kind of villain. ※1と誤魔化して話したところ、この場合villainではなくantagonistを使うと良いと。

antagonist
1. 敵対者、競争相手、(ドラマなどの)敵役 2. 拮抗筋

ちなみにWeblioでの例文を探すと以下のよう。医療系の用法が多いが、対面している相手に使うこともある。なぜか相撲の例文が多かった(相撲ドラマの例文を引っ張った?※2)。

an attacker who gouges out the antagonist's eye
敵の目をくりぬく攻撃者

英英辞典での(ドラマなどの)敵役に対する説明が最もふに落ちる。概ね概念としては何かに対抗するものと捉えられる。

英英辞典
The main character or force opposing the protagonist in a literary work or drama.

一方、反意語はprotagonistがある。(an-pro)+tagonize(st)という感じ。こちらは医学的用法がほぼない。主役として使う。

※1ちなみに彼女とはBBCシャーロックに登場するアイリーン・アドラーのこと。

※2そんなものあるかと思って検索すると意外とあった。

Fan service

なぜワンピースのナミが当初はTシャツだったのに今では水着で露出が多いのか?※3と聞かれた際の私の回答。

It might be consumers demand...

悪くはないと思うのだが、違和感のある表現だったようで、fan serviceと修正された。

※3 よく初期とは顔が変わって誰か分からないほどの変貌を遂げる作品があるがワンピースはそんなことなさそう。

Not for everyday life

フォーマルなタキシードは格好いいけど常には着ないよね、と話していた。

It's not for daily use.

似たような意味みたいだが、for everyday lifeの方が自然のようだ。言い回しとして覚えておきたい。

Slurp it

パスタすすらないよね、と話す時に啜る、という言葉に詰まって教えてもらった。 他には、suck it upがあるが、slurp itの方がエレガント※4に聞こえるらしい。slurpと発音すると確かにそば啜っている感じになる。

※4 イギリス人全員とは言わないが、語幹の良い言葉やフレーズを使いたい人が多い気がする。

Takoyaki

たこ焼きを外国人に英語で紹介する際、どう説明するだろうか。困ったので聞いてみた。

Octopus chunk in a ball of batter.

なるほど。たこの切れ端が揚げ粉のボールに入っていると。batterは天ぷらの衣のようなものを指す。

ちなみにタコはイギリスでは食べないようだ。タコの話するときすごい嫌そうな顔していた。 講師のおばあさんが日本に来たら、何も言わずたこ焼きを勧めて食べさせて、あとでタコだよと教えてあげたいらしい。面白いけど年齢次第では危険…

2. Tara (Canada)

Anecdote

逸話という意味で単語も知っているが使う機会があまりなかった。(逸話って何?ちょっと逸話があるんだけど、とは言わない)
私が勧められたケースは、

Real life example = anecdote There are many real example in the book.
Black Box Thinking※5という本には実例が載っていて面白かった、というような話をしていた時のこと。

なるほど。実際にあって参考になるような話をAnecdoteとして使えるのか。判例みたいなものか。

※5 失敗の科学はとても面白く参考になる本。マシュー・サイド氏は他にも多くの名著がある。

Night scenery

scenic at night -> night scenery これは思い返すと文法的に間違えている。scenery at nightが文法的には正しい。

単純だがこういうところからネイティブの感覚に触れられる。

Put a positive spin on it

イディオム※6だ。Put a positive spin on it = take something negative and make it positive、つまり、ネガティブなものをポジティブに置き換えろということ。アメリカのセールスマンは決してネガティヴなことを言わないsmall -> compact, cheap -> affordableなど、全てをポジティブに言い換えてセールスする。

個人的に好みなネガティブをポジティブにするフレーズは、

The bare minimum
必要最低限(機能が少ないの言い換え)

ミニマリストの講師が教えてくれたイディオムだ(好きそう)。

※6 よく英語は省エネ言語だ、と言われる。状況に合致する共通理解のあるフレーズ(イディオム)は、一言で説明できるという意味で省エネのために使われているのかもしれない。

備考

丸2ヶ月のブランクを経て久しぶりに受講。やはり英会話で対面レッスンを行うとモチベーションが高まる。 お金がかかっているから、というよりは、人と接することで影響を受ける方が強い。次はもっと上手くなって出直そう等。色々な面でフィードバックを得られるのは非常に有効だと再認識した。まぁそれでもなかなかに英会話は高い。